【神話・宗教・伝説 最強ランキング】3位:大日如来(仏教(密教))の紹介

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神話・宗教・伝説 最強ランキング TOP100

世界の神話・宗教・伝説に登場する最強の神々や怪物、英雄たちを強さ順にランキングした本を執筆しました!

もちろん、ランキングは私の主観などが多分に入っていますが、それでもランキングの理由は各神話などの逸話を踏まえたものにしているため、それなりの納得感はある一冊だと思います。
今回は本のランキングに登場しているキャラクターを一部紹介したいと思います。

もちろん、今回挙げたキャラクター以外もたくさんランキングに登場するので、神話や宗教、伝説などに興味がある人には気に入ってもらえる一冊だと思いますよ!

3位:大日如来(だいにちにょらい)(仏教(密教))

概要

大日如来は仏教(特に密教)において最高位の存在とされ、「永遠不滅の宇宙の真理そのもの」とされています。

仏教における「三身(さんじん)」「法身(ほっしん)」であり、仏教に登場する有名な如来達(阿弥陀如来、釈迦如来、不動明王、薬師如来など)は大日如来が別の形で現れた存在(他神話の化身に近い)という扱いです。

また、密教では特にこの世の全てのもの(大地、海、空、山など)はこの世の真理(大日如来)が様々な形で顕現したものであることから、大日如来こそが「万物の根源」もしくは、この世は全て大日如来とも言えます。

もはや自分でも何を言っているのかよく分からなくなってきましたが、要はこの本を呼んでいる貴方も、本を書いている私も、この本自体も、全ては大日如来なのです!

本来の大日如来は宇宙の真理(ルール)のようなものであって、人格などは持たないはずですが、日本にある奈良の大仏のように擬人化された姿で描写されることは良く有ります。

また、三身の「応身(おうじん)」として有名な「釈迦如来」のように人格のある如来として登場することもあります。

ここら辺は仏教の様々な教義の解釈(宗派)次第なのですが、概念に近い存在であるとも言えるし、この世の全てに偏在する実体とも言えるでしょう。

一応、有名な釈迦如来が力を示すエピソードとして、『西遊記』で孫悟空が全力で飛び回り宇宙の果てまでついたと思ったら、そこは釈迦如来の掌の上でしか無かったというものがあります。

まぁ、西遊記自体が小説に近いので、本来の釈迦如来を正しく表現出来ているのか微妙な部分はありますが、こういった描写からも一定分かる通り、釈迦如来は掌ですら(恐らくは指一本でも)宇宙規模にするなど、文字通り「次元の違う存在」なのです。

ランキングの理由

大日如来は宇宙の真理そのものであり、宇宙破壊規模の攻撃ですら真理(ルール)を操ることで無効化、あるいはそもそも宇宙を破壊したところで存在に何ら影響を与えることすら出来ないと考えられます。

言ってしまえば、相手の存在すら大日如来とも言えるので、もはや勝負として成り立つ存在ではありません。

ほぼ、唯一神に近いレベルの存在ですが、自ら意識を持って何かを生み出したり、滅ぼしたりする訳ではないので、もし唯一神との戦いになれば、そこら辺の差で不利になりそうだとは思います。

とは言え、このレベルの存在になると、勝てる存在などほぼ皆無であることから、ランキングとしてはこの位置で評価しました。

尚、今回のランキングでは仏教系の如来や仏神は、全て大日如来が顕現した姿(化身のようなもの)であるという密教の考えから、大日如来以外は入れていません。

ちなみに仏教には位階(階級)が存在し、上から順に如来・菩薩・明王・天部の4階級となっています。釈迦如来(しゃかにょらい)のような如来が一番上、観音菩薩(かんのんぼさつ)のような菩薩がその次、不動明王(ふどうみょうおう)のような明王がその次、毘沙門天(びしゃもんてん)のような天部が一番下です。

まぁ、位階の高さ=強さとは限らないのですが、もし次回以降でランキングに入れる場合は位階を考慮するような形にはなるでしょう。

【神話・宗教・伝説 最強ランキング】最強の神、怪物、英雄がこの一冊を読めば全部分かる! – センコの活動記録

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