神話・宗教・伝説 最強ランキング TOP100
世界の神話・宗教・伝説に登場する最強の神々や怪物、英雄たちを強さ順にランキングした本を執筆しました!
もちろん、ランキングは私の主観などが多分に入っていますが、それでもランキングの理由は各神話などの逸話を踏まえたものにしているため、それなりの納得感はある一冊だと思います。

今回は本のランキングに登場しているキャラクターを一部紹介したいと思います。
もちろん、今回挙げたキャラクター以外もたくさんランキングに登場するので、神話や宗教、伝説などに興味がある人には気に入ってもらえる一冊だと思いますよ!
79位:ヌアザ(ケルト神話)


概要
ヌアザはケルト神話に登場するダーナ神族の王(光の神ルーの先代王)で、主に戦いと統治の神として知られています。
彼はフィル・ボルグ族最強の戦士スレンを討ち取る等、戦場では多くの武勇を持っています。
戦いの中で失った右腕の代わりに「アガートラーム(銀の腕)」を装備していたことで、銀腕のヌアザの異名で呼ばれることが多くありました。
恐らくヌアザの名前を知らない人でもアガートラームの名前を知っている人は多いのではないかと思います。
最後はケルト神話最強クラスの巨人バロールによって殺されたとされています。
ヌアザの持っている剣はトゥアハ・デ・ダナーン神族における「四種の神器」の一つとされており、後世では「クラウ・ソラス」という名で呼ばれることが多い剣です。
ただし、神話上では一度もクラウ・ソラスの名で呼ばれることはないため、あくまで後世によって、後付けで名付けられたものであり、正式名称ではありません。
ランキングの理由
神族同士の戦争でも活躍していることから考えても強いことは間違いないですが、そもそもケルト神話の神族は他神話の神族のような圧倒的な強さを持っている訳でも不死の存在でも無いため、ヌアザの力も一般的な神話の戦神レベルだと思います。
また、ヌアザはバロールに敗れていますが、光の神ルーはバロールを倒しているので、実力的にもルーやバロール以下なのは間違いありません。
それでも、人間の英雄たちと比較すれば間違いなく強いと思われることから、ランキングとしてはこの位置としました。
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