【神話・宗教・伝説 最強ランキング】95位:ベレロポーン(ギリシア神話)の紹介

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神話・宗教・伝説 最強ランキング TOP100

世界の神話・宗教・伝説に登場する最強の神々や怪物、英雄たちを強さ順にランキングした本を執筆しました!

もちろん、ランキングは私の主観などが多分に入っていますが、それでもランキングの理由は各神話などの逸話を踏まえたものにしているため、それなりの納得感はある一冊だと思います。
今回は本のランキングに登場しているキャラクターを一部紹介したいと思います。

もちろん、今回挙げたキャラクター以外もたくさんランキングに登場するので、神話や宗教、伝説などに興味がある人には気に入ってもらえる一冊だと思いますよ!

95位:ベレロポーン(ギリシア神話)

概要

ベレロポーンはギリシア神話に登場する英雄であり、空を飛ぶ馬(天馬)ペガサスに乗って怪物キマイラを討ち取ったことで知られています。 

彼は人間であるという説と実はポセイドンと人間の子どもであったという説があり、半神半人なのか純粋な人間なのかは明確には分かっていません

ベレロポーンは女神アテナから「黄金の轡」を授けられ、それをペガサスに取り付けたことで、ペガサスを自由に扱えるようになったとされています。

ペガサスに騎乗したベレロポーンは、ライオンの頭と山羊の胴体、蛇の尻尾を持ち、口からは火炎を吐く強大な怪物キマイラと戦い、打ち倒したとされています。

その後もソリュモイ人やアマゾーン(アマゾネス)との戦いで勝利し、更には暗殺に来た兵士たちを全て返り討ちにするなど、数々の偉業を成し遂げます。

しかし、ベレロポーンはその後「自分は神に等しい」と思い上がり、ペガサスに乗って神々の住まう地(オリュンポス山の山頂)に乗り込もうとします。

これに怒ったゼウスは雷を放ち、ベレロポーンは撃ち落とされて死亡したとも、生き残りはしたものの体が不自由になったとされています。

ギリシア神話最高峰の英雄でありながら、その末路は悲惨なものとなりました。

ランキングの理由

今回のランキングでベレロポーンを評価する際に重要な点として、ペガサスを彼の装備品という扱いで考えるのか、それとも彼自身の力ではないため、ペガサス無しで評価するべきなのかですね。

純粋な武器などであれば、装備品で良いと思うのですが、ペガサスは生き物なので実質キマイラとも2対1で戦っているようなものなんですよね・・・。

まぁ、ペガサスは空を自由に飛ぶだけの馬で、ペガサスが直接攻撃などをする存在では無いことを考えて、今回はベレロポーンの装備品という扱いで評価したいと思います。

ベレロポーンの武勇はキマイラ討伐だけでなく、人間の軍勢との戦いや暗殺に来た兵士たちも全て返り討ちにしていることを考えれば、人間同士の戦いで命を落とした英雄達と比較しても上位の強さを誇ると考えられます。

キマイラの強さについて詳細は不明ですが、大国の軍勢がどうすることも出来ない相手であることは間違いなく、同じキマイラの兄弟であるケルベロスと同格の存在だと考えられます。

これらを考慮すれば、ランキングの順位はこの位置が妥当と判断しました。

【神話・宗教・伝説 最強ランキング】最強の神、怪物、英雄がこの一冊を読めば全部分かる! – センコの活動記録

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