フリーランスになるための開業申請の手続き方法(マネーフォワードのクラウド開業届)

フリーランス

本記事について

本記事はフリーランスを目指して、個人事業主として独立したいという人に向けた開業届の手続き方法について記載しています。

開業届は本来であれば税務署に届け出を行う方法が有るのですが、最近はWEBやアプリ上から電子申告が行えるようになっていて大変便利なようです。

今回はマネーフォワードの「クラウド開業届」を利用して、開業届を提出する手順について解説していきます。

マネーフォワードのクラウド開業手続き手順

それでは開業届の申請手順について解説していきます。

先ずはマネーフォワードのクラウド開業届のサイト(以下URL)に移動してください。

https://biz.moneyforward.com/starting-business/

そうすると以下の画面が出てくると思いますので、画面中央の「開業手続きをはじめる」をクリックしてください。
開業手続きのためにマネーフォワードIDの登録を促されますので、事業用に使っていきたいメールアドレスを入力して、その後の確認とパスワード設定を進めてください。

ちなみに個人で使用するメールアドレスと事業用のメールアドレスは、基本的に分けておくほうが無難です。

もし、事業用のメールアドレスを持っていないという人は、Gmail等のフリーメールで問題ないですので、事前に取得しておくことをおすすめします。
パスワードの設定まで完了したら、以下のようにクラウド開業届に登録するかどうかの確認画面が出てきますので、「上記に同意して登録」をクリックしてください。

お知らせメールのチェックは入れても入れなくてもどちらでも構いません(メールがイチイチ来ると面倒という方は外しておいてください)
ここまででマネーフォワードIDの登録が完了しました。元からマネーフォワードIDを持っているという人はここからの手順のみ必要となります。

以下のように開業届を作成するための画面が始まりますので、先ずは「書類作成の準備」の「手続きを進める」をクリックしてください。
そうすると、開業届に記載すべき基本情報について色々入力する必要があるので、予定している事業開始日や、仕事内容等を入力してください。

もし、SEのフリーランスとして同じように活動していく予定であれば、以下画像の内容に沿った入力で問題ないと思います。
ちなみに以下の青色申告の55万円控除は必ず選択しましょう。

今後フリーランスとして活動するのであれば確定申告は必須になってきます。

そして、確定申告をする際に青色申告をすることで、55万円の控除を受けられるというのは極めて大きい差が生まれます。

確定申告は年に1回の作業で多少面倒な申告が必要となりますが、そこまで大きな負担にはなりませんので、必ず55万円控除の青色申告を選択しておく方が良いです。

これらの選択を完了したら、画面最下部の「次へ」をクリックしてください。
次に個人情報を色々入力する必要があります。

こちらは私の個人情報はすべて黒塗りにしていますが、同じようにご自身の個人情報を入力していけば良いだけなので、そこまで難しいものではないと思います。

収入の種類については不動産所得等がある人は選択が必要ですが、フリーランスとして活動するのであれば基本的に事業所得のみになると思います。

また、屋号は「個人事業主の商業上の名前」のことですが、登録が必須のものではありません。店舗経営の場合は、その店舗名等を設定する場合が多いですが、フリーランスであればつけないで問題ないです。

すべての入力が終わったら、それぞれの「保存」ボタンを押して保存し、すべて保存したら「次へ」をクリックしてください。
最後に書類提出の画面に進みます。

ここでは税務署に書類を提出するか、スマホアプリで提出するかを選択する事ができます。

最初、私は簡単なスマホアプリで提出をしようとしましたが、マネーフォワードIDがアプリの方で上手く機能しておらず、アプリにログインが出来ませんでした。

そのため、面倒になったので税務署に提出する方法を選びましたが、問題なく使えるのであればアプリの方で提出を試してもらって良いと思います。

税務署に提出する際は、画面の「書類をダウンロード」をクリックして、書類をローカルPCに保存したうえで印刷し、直接税務署に持っていってください。
書類をダウンロードすれば以下のように開業届のフォーマットで入力した内容が反映されていますので、この書類を持って税務署に行けばそれですぐに開業できます。

まとめ

今回はマネーフォワードのクラウド開業届の申請手順について解説しました。

最後にアプリが上手く使えなかったのは微妙でしたが、全体的には画面に沿って入力していけば良いだけなので、特に難しい部分は無いと思います。

マネーフォワード以外にfreee等でも開業届をWEB上で出すことは出来ますので、税務署に行かずに申請したい場合はそれらを試すのも良いと思います。

また、失業保険の申請方法についても以前以下の記事で紹介していますので、合わせてご確認ください。

それでは次の記事も閲覧いただけると幸いです。

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