【神話・宗教・伝説 最強ランキング】11位:クロノス(オルペウス教)の紹介

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神話・宗教・伝説 最強ランキング TOP100

世界の神話・宗教・伝説に登場する最強の神々や怪物、英雄たちを強さ順にランキングした本を執筆しました!

もちろん、ランキングは私の主観などが多分に入っていますが、それでもランキングの理由は各神話などの逸話を踏まえたものにしているため、それなりの納得感はある一冊だと思います。
今回は本のランキングに登場しているキャラクターを一部紹介したいと思います。

もちろん、今回挙げたキャラクター以外もたくさんランキングに登場するので、神話や宗教、伝説などに興味がある人には気に入ってもらえる一冊だと思いますよ!

11位:クロノス(オルペウス教)

概要

クロノスはオルペウス教(ギリシア神話をベースにした宗教)における「時間」を司る原初神であり、農耕神であるティターン神族のクロノス(ゼウスの父)と混同されがちですが、全くの別存在です。

こちらのクロノスは時間そのものを神格化した神であり、カオスから生まれた原初神の一柱として語られます。

オルペウス教の発展と共に神格化されていった神であり、アナンケーと共にギリシア神話が出来た初期には存在しなかった神と言われています。

オルペウス教ではクロノスとアナンケーが原初の卵から宇宙を創造し、宇宙を非実体の蛇のような姿で包みこんでいるとされています。

クロノスやアナンケーは宇宙を形作る概念に近い存在であり、ゼウスや他のオリュンポスの神々のように戦いや行動を起こす存在ではありません。

しかし、すべての存在が抗えない「宇宙の法則や時間の流れそのもの(宇宙のルール)」を司っており、オルペウス教に登場する神々はこの宇宙のルールの中で活動することになります。

これらのことから明確にゼウス達よりも上位次元の存在として扱われ、アナンケーとともにオルペウス教の宇宙論において、最重要の存在となっています。

ランキングの理由

今回のランキングにおける超越神の境目とも言える力を有しているのがクロノスです。

「時間」の概念を支配していることから、「時間」を完全に超越した存在でなければ、勝負すら成り立たない次元の存在です(世界の時間を止めれば相手は何も出来なくなるため)。

世界の神話に登場する神々の中で時間を超越している存在は非常に限られていることからも分かる通り、時間という高次元の概念を支配している時点で超越神なのは間違い有りません。

また、宇宙全体を覆っている非実体の存在という点を考えれば、宇宙を根源から破壊できるレベルの力がなければ倒すことすら不可能です。

これらの点を考慮して、ランキングではこの位置が妥当と判断しました。

【神話・宗教・伝説 最強ランキング】最強の神、怪物、英雄がこの一冊を読めば全部分かる! – センコの活動記録

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