【神話・宗教・伝説 最強ランキング】45位:ラーヴァナ(インド神話)の紹介

神話・宗教・伝説

神話・宗教・伝説 最強ランキング TOP100

世界の神話・宗教・伝説に登場する最強の神々や怪物、英雄たちを強さ順にランキングした本を執筆しました!

もちろん、ランキングは私の主観などが多分に入っていますが、それでもランキングの理由は各神話などの逸話を踏まえたものにしているため、それなりの納得感はある一冊だと思います。
今回は本のランキングに登場しているキャラクターを一部紹介したいと思います。

もちろん、今回挙げたキャラクター以外もたくさんランキングに登場するので、神話や宗教、伝説などに興味がある人には気に入ってもらえる一冊だと思いますよ!

45位:ラーヴァナ(インド神話)

概要

ラーヴァナはインド神話の叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する大魔王であり、南方の島国ランカー(現代のスリランカ)を支配した最強の羅刹王です。

彼の特徴は十の頭と二十本の腕を持つ異形の姿であり、無類の武勇を誇るだけでなく、膨大な知識と魔術の力をも持つとされています。

ラーヴァナの特徴的な逸話として、千年のあいだ苦行に励み続けた結果、ブラフマー神に認められて「神々には倒されない」という反則的な加護を得たというものがあります。

この加護があるために基本的に神々の戦争では無双し、息子のメーガナーダと共に天界にも侵略してインドラや天界の神々をボコボコにしたり、冥界に攻め込んで冥界の神々(ヤマ達)と激戦を繰り広げたりと圧倒的な力で世界を侵略していました

しかし、最後はヴィシュヌ神が人間の王子ラーマに転生(化身)し、ラーマによって倒されることになりました

「神々には倒されない」という力は人間には無効のため、人間のラーマには通じなかったのですね。

尚、最強の羅刹王であるラーヴァナは「カールタヴィーリヤ・アルジュナ」という人間の王にも敗北したエピソードもあります。

カールタヴィーリヤ・アルジュナは人間でありながら千本の腕を持っており、巨大な大河の流れを腕力だけで逆向きにすることが出来たり、人間と言いながら神々に匹敵するほどの力を持っていました。

ラーヴァナとの直接対決はほぼ互角であったような記述がありますが、人間相手と慢心していたラーヴァナの隙を突いて、千本の腕で締め上げて拘束したことでカールタヴィーリヤは勝利したとされています。

と言うか、千本の腕を持って大河の流れを逆向きにするようなものは、本当にただの人間なのか疑問の余地はあるのですが・・・。

ランキングの理由

天界の王インドラを噛ませ犬にした原因の一人(正確には息子のメーガナーダがインドラを倒したが、どのみちラーヴァナには勝てなかったのは間違いない)であり、今回のランキングを荒らすことが確実な力「神々には倒されない」を持っています。

この力がある限り、基本的に神との戦いではほぼ確実に勝てるはずですが、一方で神以外の存在(人間、怪物、巨人など)にはこの力は無効であることから、評価が結構難しい対象でもあります。

もちろん、「神々には倒されない」という力はどこかに限界があり、ランキング最上位の神々の力ならそんなのも無視して倒せるとは思いますが、授けたのがブラフマー神であることから、ブラフマー神と同格以上の神でなければ突破できない可能性が高いと考えます。

ただ、流石にその前提とするとラーヴァナの本来の力と乖離が大きくなりそうなので、今回のランキング順位は「神々には倒されない」は考慮しないで本来の力で順位をつけます

恐らく「神々には倒されない」の力を無しで考えた場合は破壊神クラスには届かないくらいだとは考えています。

逆に「神々には倒されない」の効果が通用する相手であれば、破壊神クラス相手でも互角以上に戦えるだけのポテンシャルはあるかなと思います。

【神話・宗教・伝説 最強ランキング】最強の神、怪物、英雄がこの一冊を読めば全部分かる! – センコの活動記録

コメント

タイトルとURLをコピーしました