Steamなどでアプリを販売する時の宣伝方法
本記事は個人ゲーム開発者(もしくはインディー開発)がSteam等に自作したゲーム(もしくはアプリ)を販売したいと思った時に、その販売するゲームを宣伝する方法について解説するものです。
この記事を何故書こうと思ったのかというと、Xの以下ポストが想像以上に反応があったためです。
どうやら多くの人が自分の作ったゲームをどう宣伝すべきか悩んでいるようで、そういった人のために私が今回Steamでゲームを販売した際に行った宣伝方法をまとめておこうと思ったというのが、記事を書いた経緯です。
ちなみに筆者がSteamに登録を申請したゲームは以下のものです。
興味があれば覗いてみてください。
https://twitter.com/FoxEngineer777/status/1974287906367050068
そもそも個人の開発したゲームに宣伝が必要なのか?
個人やインディーで自作ゲームの販売を考えている人というのは「ゲーム制作のための知識と技術」は十分に持っていることが多いです。まぁ、ゲーム制作を出来ない人がゲームの販売をしようと考えること自体が少ないので、これはある意味当たり前のことです。
ですが、それらの人々の多くが販売したゲームは結果的にほとんど売れなかったがために、この業界を去っていく人も非常に多いと思います。
この時にゲーム制作者の大半は「自分の作ったゲームが面白くなかったからだ」と考えていると思うのですが、私はそれは違うと思います。
何故かと言うと、ゲームが面白いか面白くないかというのは実際に遊んでみないと分からないからです。
なので、基本的に面白くないゲームというのはレビューの評価が低いゲームが該当するものであり、全く売れていないゲームは面白いとか面白くないという、それ以前の次元にいるということです。
確かにゲームの画像やPVから明らかに面白くなさそうな雰囲気が出ていれば、多くの人が購入を躊躇うでしょうし、逆に魅力的なゲーム画像やPVであれば購入したいという人は増えると思います。
ただ、全く売れていないゲームというのは、ほぼ確実に「宣伝が足りていない」のが原因だと私は考えています。
個人やインディー開発者レベルだとXで宣伝して終わりという人も多いでしょうが、Xのポストは大人気のインフルエンサーでも無い限り、宣伝効果というものは大してありません。ですが、インフルエンサーでなくても多くの人に宣伝する方法はいくつもあります。
宣伝と聞くと「そんな費用はない!」と思った人もいると思いますが、ほとんどお金を掛けなくても出来る宣伝方法がいくつもあるのです。
今回の記事では、まず個人やインディー開発者が出来るほぼ無料の宣伝方法として、どういうものがあるのかについて解説していきます。
個人やインディーがほぼ無料で出来る宣伝方法
個人やインディーがほぼ無料で出来る宣伝方法について、冒頭のXのポストでも触れていますが、主に以下のものが挙げられます。
①各メディアにプレスリリースを送る
②イベントへの参加(Steam Nextフェス等)
③レビューや配信を依頼する
④海外のサイトで宣伝する
無料と断言していないのは、一部イベントは有料(と言っても大した額ではありません)のものもあるためです。
次の章でこれらの方法について、それぞれ詳細に解説していきたいと思います。
ちなみに上記で挙げたような宣伝活動を代行してくれる「パブリッシャー」という存在も有り、どうしても上記のような活動が苦手という人は「パブリッシャー」を探すのも良いのかもしれません(簡単には見つからないでしょうが)。
パブリッシャーとは何なのか?
ついでなので、「パブリッシャー」という存在について簡単に解説しておきます。インディーゲーム業界におけるパブリッシャーというのは、簡単に言うと「ゲームの販売を支援してくれる企業」のことを指しています。
別にインディーゲーム業界を問わず、開発元の「デベロッパー」と販売元の「パブリッシャー」という概念は昔から存在したのですが、インディーゲーム業界は少しガラパゴス化している感もあるので、一応分けて扱っています。
パブリッシャーの支援範囲は企業によって様々で、上記に挙げたような宣伝活動を基本として、海外への販売支援(多言語化対応)、他プラットフォーム(Switch等)への移植、更には開発資金の援助までしてくれるパブリッシャーも存在します。
近年はインディーゲーム業界における、パブリッシャーの存在感が高まっていて、有名なインディーゲームの多くが支援を受けているように見えます。
もちろん、パブリッシャーがインディーゲームを支援するのは利益を得るためであり、基本的にはゲームを販売した時の利益から、30~40%程度をパブリッシャー側に支払うといった契約を結ぶ必要があります。
こう聞くとパブリッシャーへの支払いが非常に多く感じますが、仮にパブリッシャーへの支払いが多くあろうとも、結果的にゲームが大量に売れるようになるのであれば、開発者側の利益も増えやすいといった事情があるようです。
特に開発資金まで援助してくれるようなパブリッシャーが付けば、ゲーム開発者は資金に困らずに開発が進められるため、メリットが非常に大きいです。
ですが、中には上記のような活動をほとんど行わない割に、取り分だけを要求する質の悪いパブリッシャーもいるとされており、海外では訴訟にまで発展するケースも少なく有りません。
なので、個人開発者やインディー開発者はパブリッシャーから支援の連絡が来たとしても軽々しく受けずに、その企業がこれまでに行ってきた実績などを十分に調べたうえで、損にならないような契約を結ぶように意識しておくことが大事になると思います。
余談ですが、ビジネスとして考えた場合、開発資金の援助をせずに宣伝活動などを中心としているパブリッシャーは恐らく実入りが良いのだろうと思います。
リスクのほぼ無いノウハウのある宣伝活動をしているだけで、うまくいけば大当たりしたインディーの利益を吸い上げることが出来るということになりますからね。
今後インディーゲーム業界の開発者パブリッシャーとの関係は徐々に変化していくとは感じていますが、最終的にどういった関係に収まるのか私には分かりません・・・。
各メディアにプレスリリースを送る
イベントへの参加(Steam Nextフェス等)
レビューや配信を依頼する
海外のサイト(RedditやBilibili)での宣伝
まとめ
今回はSteamで体験版のゲームを登録する方法について解説しました。

