【神話・宗教・伝説 最強ランキング】42位:二郎神(じろうしん)(中国神話)の紹介

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神話・宗教・伝説 最強ランキング TOP100

世界の神話・宗教・伝説に登場する最強の神々や怪物、英雄たちを強さ順にランキングした本を執筆しました!

もちろん、ランキングは私の主観などが多分に入っていますが、それでもランキングの理由は各神話などの逸話を踏まえたものにしているため、それなりの納得感はある一冊だと思います。
今回は本のランキングに登場しているキャラクターを一部紹介したいと思います。

もちろん、今回挙げたキャラクター以外もたくさんランキングに登場するので、神話や宗教、伝説などに興味がある人には気に入ってもらえる一冊だと思いますよ!

42位:二郎神(じろうしん)(中国神話、道教、西遊記)

概要

二郎神は道教に登場し、洪水を防ぐ治水の神として知られています。

ただ、元々の治水の神としてよりも『西遊記』『封神演義』等で語られる、楊二郎(楊戬)としての姿が中国では一般的とされているようです。

西遊記では孫悟空が天界に反乱を起こした際、天兵10万と多数の神々が捕縛に向かいましたが全員が敗北してしまい、最終的に天界最強の神将である二郎神が軍勢を率いて鎮圧に向かいました。

そこで孫悟空と激しく争い、最終的には孫悟空を捕らえてしまいました。このとき、天眼で孫悟空の変化を見破り、直接戦闘でもほぼ互角ながらも二郎神が僅かに優勢であった描写が有ります。

孫悟空と同様に仙術の「七十二変化」「身外身の術」を自由に使いこなす多芸さもあり、直接戦闘も搦め手のどちらにも強い力を有しています。

ランキングの理由

二郎神の強さは「孫悟空と真っ向勝負で戦い勝利した」という点が評価に大きく影響しています。

一応、天界の軍勢は連れてきていたものの孫悟空と完全な1対1の勝負をして決着が付かず、形勢不利を悟った孫悟空が逃げ出したことから考えても孫悟空とほぼ互角ながらも僅かに優勢と考えられます。

ただし、孫悟空と比べて不死の能力がどこまであるのかは未知数の部分があります。

仙術は間違いなく不死を実現するレベルまで到達しているでしょうし、天界最強の神将と考えれば不死の桃や金丹もすでに食べている可能性もありますが、流石に孫悟空ほどの異次元レベルの不死身ではないでしょう

そのため、より上位の神々との戦いでは孫悟空ほど善戦出来ない可能性は高いのですが、今回の基準で考えれば孫悟空よりも上の順位が適切であろうと判断しました。

【神話・宗教・伝説 最強ランキング】最強の神、怪物、英雄がこの一冊を読めば全部分かる! – センコの活動記録

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