【神話・宗教・伝説 最強ランキング】73位:タケミカヅチ(日本神話)の紹介

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神話・宗教・伝説 最強ランキング TOP100

世界の神話・宗教・伝説に登場する最強の神々や怪物、英雄たちを強さ順にランキングした本を執筆しました!

もちろん、ランキングは私の主観などが多分に入っていますが、それでもランキングの理由は各神話などの逸話を踏まえたものにしているため、それなりの納得感はある一冊だと思います。
今回は本のランキングに登場しているキャラクターを一部紹介したいと思います。

もちろん、今回挙げたキャラクター以外もたくさんランキングに登場するので、神話や宗教、伝説などに興味がある人には気に入ってもらえる一冊だと思いますよ!

73位:タケミカヅチ(日本神話)

概要

タケミカヅチは日本神話において最強格の戦神であり、神話における重大イベント「出雲の国譲り」で中心的な活躍を果たしています。

この国譲りでは神々の世界である高天原(たかまがはら)の統治者であるアマテラスから、地上の統治者であったオオクニヌシに対して交渉役としてタケミカヅチが送り込まれました。

タケミカヅチはそこでタケミナカタという神と勝負をし、相手に掴まれた手を氷柱や剣に変えて驚かせ、もう片方の手で相手を握り潰して投げ飛ばすことで簡単に倒してしまいました(これが相撲の起源とされている)。

タケミナカタもかなり強い神とされていたようですが、それをタケミカヅチが瞬殺してしまったことで、日本神話における最強格の戦神としての地位を確立しました。

ただ、日本神話自体がほとんど戦いの描写が無い神話であり、神話のスケールとしても日本列島内での話しでしかないことから考えても、他神話の上位戦神ほどの力は恐らく持っていないと考えられます。

尚、タケミカヅチは雷神と呼ばれているものの神話上で雷を操るような描写は無かったりします。

タケミカヅチが持っていた大剣は「布都御魂(ふつのみたま)」と呼ばれており、高い霊力を持った剣とされています。

この剣は後に日本の初代天皇である神武天皇の下に渡っており、その霊力で軍勢が侵されていた毒気を払ったという逸話が残っています。

ランキングの理由

タケミカヅチは他の神々を圧倒的する腕力、体を氷柱や剣に変える剣神としての権能、強大な霊力を秘めた武器(布都御魂)が揃っており、戦えばかなり強いとは思われますが、神話上ではタケミナカタとの戦いの描写くらいしかないので、評価が非常に難しいところではあります。

日本最強クラスの戦神であることから、さすがに英雄レベルに負けることはないだろうと考えてこの順位としました。

【神話・宗教・伝説 最強ランキング】最強の神、怪物、英雄がこの一冊を読めば全部分かる! – センコの活動記録

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