神話・宗教・伝説 最強ランキング TOP100
世界の神話・宗教・伝説に登場する最強の神々や怪物、英雄たちを強さ順にランキングした本を執筆しました!
もちろん、ランキングは私の主観などが多分に入っていますが、それでもランキングの理由は各神話などの逸話を踏まえたものにしているため、それなりの納得感はある一冊だと思います。

今回は本のランキングに登場しているキャラクターを一部紹介したいと思います。
もちろん、今回挙げたキャラクター以外もたくさんランキングに登場するので、神話や宗教、伝説などに興味がある人には気に入ってもらえる一冊だと思いますよ!
29位:ヨルムンガンド(北欧神話)


概要
北欧神話の中では世界は9つ存在するとされていて、その中で人間が住んでいる世界は「ミズガルズ(もしくはミッドガルド)」とされています。
ヨルムンガンドは世界蛇と呼ばれるほど巨大なヘビの怪物であり、このミズガルズの外側の海をぐるりと取り囲み、一巻きにしているとされています。
この逸話からミッドガルドの大蛇(ミドガルズオルム)という名前で呼ばれることも多くあります。
その気になれば世界ごと締め上げられるほどの規格外のサイズと力を持っており、北欧神話の最終戦争(ラグナロク)でも大暴れしました。
最後は北欧神話最強の戦神である雷神トールと激戦を繰り広げ、ミョルニルで三度打ち抜かれたことで死亡したとされています。
しかし、ヨルムンガンドは猛毒を持っており、戦いの中でその毒を受けたトールも戦いの後にすぐ死んでしまったとされていることから、この北欧神話を代表する戦いは相打ちという結末になりました。
ランキングの理由
デカァァァァァいッ説明不要!!
と言ってもいいくらいの存在で、世界を丸ごと締め上げられるほどの巨体ということでもはや弱い訳がありませんよね。
日本神話のヤマタノオロチやギリシア神話のヒュドラと似たような巨大なヘビの怪物でありながら、スケール感はあまりにも違いすぎており、世界の大きさに不明瞭な部分は多いですが地球基準で考えれば、推定数千km以上のサイズ(下手すれば数万km)と予想されることからも、神々が防衛に出てこなければ、ヨルムンガンド一匹だけでも世界を問題なく滅ぼせるでしょう。
更には北欧神話最強の戦神であるトールを殺したことからも毒の強さはどんな神でも殺せるレベルでしょうし、ミョルニルの攻撃はヨルムンガンド以外で一度すら耐えられたものがいない中、三度打たれていることからも神話最大級のタフネスさも兼ね揃えています。
異常なまでの巨大さ、強力な猛毒、最高のタフネス、これらの要素を考えても破壊神クラスの中では群を抜いたスペックを持っていることが分かるため、ランキングの順位としてはこの位置としました。
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