神話・宗教・伝説 最強ランキング TOP100
世界の神話・宗教・伝説に登場する最強の神々や怪物、英雄たちを強さ順にランキングした本を執筆しました！
もちろん、ランキングは私の主観などが多分に入っていますが、それでもランキングの理由は各神話などの逸話を踏まえたものにしているため、それなりの納得感はある一冊だと思います。
今回は本のランキングに登場しているキャラクターを一部紹介したいと思います。
もちろん、今回挙げたキャラクター以外もたくさんランキングに登場するので、神話や宗教、伝説などに興味がある人には気に入ってもらえる一冊だと思いますよ！
３０位：ポセイドン（ギリシア神話）
概要
ポセイドンはギリシア神話において海の支配者として知られ、ゼウス・ハデスと並ぶ三大神の一柱です。
ポセイドンは三叉の矛（トリアイナもしくはトライデント）を持った男神の姿で描かれ、三叉の矛で海をかき乱せば嵐や大津波を起こして大陸を沈めることすらでき、大地を突けば世界全体に巨大地震を引き起こすとされています。
ポセイドンは「ティタノマキア（ティターン神族との戦争）」ではゼウス、ハデスと共に戦争の勝利に大きく貢献したことから、海とすべての水を支配領域として認められたとされています。
また、「ギガントマキア（巨人族との戦争）」にも参加し、巨人ポリュボーテースを海底深くに沈めて勝利したという逸話もあります。
メドゥーサとの密会をアテナに見つかって喧嘩になったときは、アテナが上位のポセイドンを罰せないために、メドゥーサの方に呪いを掛けたという説があり、ゼウスとハデスを除いた、他のオリュンポスの神々よりも明確に上位格の存在として扱われています。
ランキングの理由
ギリシア神話におけるオリュンポスの神々の中では、ゼウスに次ぐ実力を誇っているのがポセイドンであり、その力は世界全てに津波や嵐、巨大地震を巻き起こせるほどです。
神話上でもポセイドンが直接戦闘で負けたという逸話は無いのですが、テュポーンが来たときはゼウス以外の神々が逃げたという描写から考えれば、ポセイドンもテュポーンにはとても敵わないと思って逃げたのだと予想されます。
まぁ、実際勝ち目は一切無いと思われるので間違った判断では有りませんが、ゼウスに次ぐ実力者でありながら、戦うことすら放棄しているのは若干残念な評価となりますね。
しかし、間違いなく世界を簡単に滅亡させられるレベルの力はあると考えられることからも、ランキングの順位としてはこの位置が妥当と判断しました。
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