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【神話・宗教の原典解説】エジプト神話の原典まとめ ― ピラミッド・テキストと全記事の一覧

【神話・宗教の原典解説】エジプト神話の原典まとめ ― ピラミッド・テキストと全記事の一覧

当サイトを閲覧いただきありがとうございます。本記事は、世界の神話・宗教の「原典」を解説するシリーズの一篇で、「エジプト神話」の原典をまとめた一覧ページです。

太陽神ラー、冥界の王オシリス、隼の神ホルスなど、古代エジプトの神々は世界で最も古い神話の一つを形づくっています。しかしギリシア神話と同じく、その物語をまとめた1冊の聖典は存在しません

エジプト神話は、主に「死後の世界」のために書かれた葬祭文書や、神殿の壁の碑文などを通して、断片的に現代へ伝えられています。

これらの原典が伝える神話は豊かなため、本シリーズでは3つのテーマ別記事に分けて詳しく解説します。このページでは全体像と、各記事が扱う内容を紹介します。

なお、エジプト神話の神々の「強さ」については以前ランキング形式で紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。

【神話・宗教・伝説 最強ランキング】最強の神、怪物、英雄がこの一冊を読めば全部分かる!senkohome.com/myths-religions-legends-ranking-1/

また、エジプト神話以外も含む世界の神話・宗教の原典の総合インデックスは、以下のページからご覧いただけます。

【神話・宗教の原典解説】世界の神話・宗教の原典まとめ ― 各神話の解説一覧senkohome.com/myths-religions-origins/

エジプト神話の原典の全体像

エジプト神話の原典の中心となるのは、死者が来世で復活し、永遠の命を得るために書かれた3つの葬祭文書です。時代を追うごとに、対象が王から庶民へと広がっていきました。

エジプト神話の原典=3つの葬祭文書 ピラミッド・テキスト 古王国時代(前24世紀頃) ピラミッド内壁に刻まれた呪文 王の復活・昇天のため 対象=王のみ コフィン・テキスト 中王国時代(前21世紀頃) 棺(コフィン)に書かれた呪文 来世が貴族にも開かれる 対象=貴族へ拡大 死者の書 新王国時代以降(前16世紀〜) パピルスに記した呪文集 死者とともに埋葬 対象=広く庶民へ ※ いずれも「死後の復活」のための呪文集。神話はこれらや神殿の碑文から再構成される

主要な原典を一覧にすると、以下のようになります。

原典成立内容
ピラミッド・テキスト前24世紀頃ピラミッド内壁の呪文。現存最古の宗教文書
コフィン・テキスト前21世紀頃棺に書かれた呪文。来世が貴族にも開かれる
死者の書前16世紀頃〜パピルスの呪文集。死者の審判の場面で名高い
神殿の碑文・ギリシア人の記録各時代オシリス神話などをまとめて伝える(プルタルコス等)

なお、エジプト神話の原典は、聖書やギリシア叙事詩のような「物語」ではなく、死後の復活のための呪文集(葬祭文書)や、神殿の断片的な碑文が中心です。そのため本シリーズでは、それらの原典から再構成される神話を、内容のまとまりごとに3つの記事に分け、各所で「これは○○(原典)に記される」と出典を示しながら解説していきます。

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記事①:創世神話と神々

シリーズ第1弾では、世界がどのように生まれたのかという複数の創世神話と、太陽神ラーをはじめとする主要な神々を解説します。

原初の水から太陽神が生まれる物語、太陽神ラーが昼に天を、夜に冥界を舟で渡り、混沌の蛇アポフィスと戦う日々の循環、そして動物の頭を持つ個性豊かな神々の顔ぶれを詳しく扱います。

【エジプト神話の原典①】創世神話と神々 ― 太陽神ラーと九柱神を詳しく解説senkohome.com/myths-religions-origins-egyptian-creation/

記事②:オシリス神話

シリーズ第2弾では、エジプト神話で最も重要で人気のある物語「オシリス神話」を解説します。

善き王オシリスが、弟セトの裏切りによって殺され、妻イシスが魔法で復活させ、息子ホルスがセトと王権をかけて争うという、「死と再生」「善と悪の戦い」を描いた壮大な物語です。

【エジプト神話の原典②】オシリス神話 ― 死と再生、ホルスとセトの戦いを詳しく解説senkohome.com/myths-religions-origins-egyptian-osiris/

記事③:死者の書と死後の世界

シリーズ第3弾では、エジプト神話の核心である死後の世界と「死者の審判」を解説します。

死者がミイラとなって冥界を旅し、自らの心臓を真理の女神マアトの羽根と天秤にかけられる「心臓の計量」、そしてその結果で永遠の楽園へ行けるか、怪物に心臓を食べられるかが決まる、有名な審判の場面を詳しく扱います。

【エジプト神話の原典③】死者の書と死後の世界 ― 死者の審判「心臓の計量」を詳しく解説senkohome.com/myths-religions-origins-egyptian-afterlife/

エジプトの主要な神々 ― 早わかり一覧

エジプト神話には、動物の頭を持つ個性豊かな神々が数多く登場します。各記事を読む前に、主要な神々を一覧で押さえておくと、物語がぐっとわかりやすくなります。

姿司るもの
ラー太陽円盤・隼の頭太陽神。神々の王とされる最高神
オシリス緑の肌・ミイラ姿冥界の王。死と再生を司る
イシス王座や日輪の冠オシリスの妻。魔法と母性の女神
ホルス隼の頭オシリスとイシスの子。王権の守護神
セト謎の獣の頭砂漠・嵐・混沌の神。オシリスを殺した悪役
アヌビス山犬(ジャッカル)の頭ミイラ作りと埋葬、冥界への案内を司る
トトトキの頭知恵・文字・暦を司る書記の神
マアト羽根の冠真理・正義・秩序を体現する女神

注目したいのは、エジプトの神々が動物の頭と人間の体を併せ持つ独特の姿で描かれることです。これは、その神が司る力を動物の特徴で表したもので(隼=天空の王、ジャッカル=墓地をうろつく動物、など)、エジプト美術の大きな個性となっています。これらの神々が織りなす物語を、次の各記事で詳しく見ていきましょう。

もっと深く知りたい方へ

関連する書籍も紹介します。あわせて読むと、この世界がいっそう深く味わえます。

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まとめ

本記事では、エジプト神話の原典の全体像と、シリーズ全3記事が扱う内容を紹介しました。如何だったでしょうか。

エジプト神話は単一の聖典を持たず、死後の復活を願って書かれたピラミッド・テキスト、コフィン・テキスト、死者の書といった葬祭文書を中心に、神殿の碑文などから再構成されています。

そのため、エジプト神話は「死と再生」というテーマと、強く結びついているのが大きな特徴です。

エジプト神話以外にも、ギリシア・日本・北欧・メソポタミアの神話や、キリスト教(聖書)などの原典を解説しています。全体の一覧は世界の神話・宗教の原典まとめからどうぞ。

【神話・宗教の原典解説】世界の神話・宗教の原典まとめ ― 各神話の解説一覧senkohome.com/myths-religions-origins/

エジプト神話の神々の強さについては、こちらのランキング記事も参考にしてみてください。

【神話・宗教・伝説 最強ランキング】最強の神、怪物、英雄がこの一冊を読めば全部分かる!senkohome.com/myths-religions-legends-ranking-1/

それでは次の記事も閲覧いただけると幸いです。